モチヅキな五行歌 by望月成人



3月度歌会レポート

3月8日(日)

今月は会場の都合により1週間早い開催となった。
先月と全く同じ顔ぶれで、今回は外山さんが朗読初挑戦し、一寸緊張感のある歌会となった。

探梅なら          清水つね子(一席)
古木がいい
陽をさえぎる雲は
あった方が
いい

八代亜紀の名曲「舟唄」を連想した人が多かった。3行目以降に作者の汗を感じた。
作者は「探梅」の季語は冬。寒い中で探すけなげさを表現するには「雲」が似合う。
ただし実景ではないが、「古木」は作者と重ね合わせ、まだ一花咲かせたい意気込みを語った。

らしくありたくて      茶行(二席)
あなたがついた
私もついた
舌を抜かれない程度の
USO

「USO」の表記に軽少な嘘を感じた。
閻魔様に舌を抜かれない程度の嘘とはどんな嘘なのか、「らしく」とは何か、「あなた」とは誰か、
という質問攻めに作者は照れ笑いで誤魔化した。
可愛らしくありたかった年頃を思い出して詠ったとのこと。

落としきれない       望月成人(三席)
心のシミ
綿雪で
洗って
みる

綺麗な歌で非常に余韻を感じる。
ただ綿雪で洗えるシミとは?雪の中を何も被らずに歩いたのか?疑問が残る歌。
作者は露天風呂で雪を見た時の情景を思い出し、心の洗濯するには雪の白さも必要と感じた。
参加者全員女性の歌と思っていたので、驚愕した。

窓から呼ぶ声        金子フミ(三席)欠席歌
???・・・
紋付き姿の
ジョウビタキだ!
今日は良いことありそうな

2行目は五行歌ならではの表現で面白い。
ジョウビタキの画像を見て、「紋付き姿」に納得。
作者欠席につき鳥の鳴き声も、縁起が良い理由も分からなかった。

颯乙女さんのご主人が先月お亡くなりになったとの、ご冥福をお祈り致します。

朗読:外山みき子 書記:鉄路人

<出席者>茶行、清水つね子、鉄路人、外山みき子、まの字、望月成人
<作品のみ>金子フミ、栗原貞雄、しのぶ、颯乙女

【来月開催予定】
4月19日(日) 14時
宇都宮市中央生涯学習センター 402学習室

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by gogyouka | 2009-03-08 21:04 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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