モチヅキな五行歌 by望月成人



4月度歌会レポート

マロニエ歌会レポート

4月18日(日)

今回は初めての出張歌会で那須塩原の老人ホーム「風凛館」へ出向きました。
宇都宮では葉桜になりつつなる中、県北では今まさに見ごろでとても有意義な歌会となりました。

病んでも          牧(一席)欠
着飾って
紅さして・・・
美しくありたい心が
勝つ――と思うから

「病んでも勝つ」に胸打たれる。気持ちを前向きにしていきたい。
病気のときこそ化粧をしないとダメになる。自戒・反省の気持ちを込めた作品にドキッとした。
作者は「何もかも独りで強がって仕事をしている。
『美しくありたい』は心や自分を美化した自己満足」

やっと咲いた桜が      まの字(二席)
雪を呼んだ
どうした 地球
なんては言えない
天は正直だ

なんとも言えない問答が良かった。
40年前にもこんな天気があった。天変地異は飢饉の予兆か?
先週の異常気象は桜が雪を呼んだような気がした。
五行目は「神様」にしていたが、「天」に変えた。

泣き笑う          雨乞伸治(三席)
怒りながらも
夢を見る
弱いけれども逞しい
そんな不思議なひとが好き

楽しい人柄を連想させる。人はみんな同じような要素がある。ある程度感情豊かな人が好き。
作者は1月に見学に来た伊藤さんで、筆名:雨乞伸治として今月初投稿初入選。
普通の人ってなんだろうと考えた時、感情を出せる人が普通なのかな?
五七調を外したかったが、覚えやすい馴染みのあるリズムでまとめてみた。

風凛館の落ち着きのある談話室で気分をよくした朗読者鉄路人さんは、
突如立ちあがり、さらに役者のような抑揚で朗読して、歌会進行も盛り上がった。
朗読次第でも作品のイメージが変わる瞬間を味わうことができた。
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ただ細井さんが入所者にも呼びかけたものの見学者がいなかったのは心残りでした。

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朗読:鉄路人 書記:茶行

<出席者>雨乞伸治、茶行、しのぶ、清水つね子、颯乙女、鉄路人、細井教子、
        まの字、望月成人
<作品のみ>栗原貞雄、牧

【来月歌会開催予定】
5月16日14時
姿川地区市民センター 学習室3

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by gogyouka | 2010-04-19 00:33 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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