モチヅキな五行歌 by望月成人



9月度歌会レポート

9月19日(日)

2ヶ月ぶりの歌会にメンバー8人が集まった。
先月の紙上歌会の結果発表や、題詠「祭」に相応しく鉄路人さんが気持ちを込めた朗読で、
とても賑やかな歌会となり、2ヶ月分楽しめた。
ちなみに入選3首は全て全員得点という珍しい結果でした。

鳩のむくろに     清水つね子(一席)
むらがる蟻たち
ひとつの命が消え去る陰で
無数のいのちは
祭りの様相

全てこの通り「食物連鎖」「命と命のつながり」を見事に詠っている。
視点の深さに頭が下がる。人間も他の生命体を食べて生きている。
「蟻」はフィクション。まもなくカラスや猫が来ていた。
蟻にとっては「鳩のむくろ」は「お祭り騒ぎ」に違いない。
題詠「祭」はとても苦心した。

ひょろりひょろりと  しのぶ(二席)
みな踊りゃんせ
里芋の葉っぱ
葉陰の虫たち
祭囃子が聞こえとる

語り部みたいな口調で思わず、引き込まれてしまう。
童話の世界で、ノッポさんを思い出した。作者と虫たちとの会話の情景が目に浮かぶ。
作者は近所の神社での祭りの一こま。葉の揺れ方がそれぞれ違っていて面白かった。
今は参加できないので、語り部として情景を詠いたかった。

喧騒の賑わい     颯乙女(三席)
見ていたんだよ・・・
下弦の月
お祭り終わって
残されて

主語がわからず、いろいろな解釈ができる。下弦の月に夢・希望が見える。
祭りの後に残る寂しさに作者と月が重なる。
大変な賑わいの地元の祭りが終わって月を見上げると、月が下を見ていた。
月が取り残された雰囲気を詠んだ。

朗読:鉄路人  書記:茶行

<参加者>茶行、しのぶ、清水つね子、颯乙女、鉄路人、牧、まの字、望月成人
<作品のみ>雨乞伸治、栗原貞雄

【来月歌会開催予定】
10月17日14時
姿川地区市民センター 学習室3

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by gogyouka | 2010-09-19 23:54 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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