モチヅキな五行歌 by望月成人



5月度レポート

5月21日(日)

今日は久々の晴天(それも夏日!)の中、望月のブログがきっかけで、
新たに壬生町在住の葭葉さんが見学に来て下さいました。
短歌も嗜んでいるとのことで作品も投稿して下さいました。
当歌会にはあまりない作風のため、とても新鮮でいい刺激になりました。

葭葉さんも「目から鱗」「快い刺激」「気さくな雰囲気に癒された」等とても好感を持って頂き、
「出来る限り参加したい」と嬉しい言葉も頂戴しました。感謝感激!

さて本題の歌会は久々の大接戦で、最終的には清水さん、安見児さん、早乙女さんの
「壬生組」が上位を占めました。
これからのマロニエ歌会は「壬生」がトレンドか。(^^)

白牡丹よ        清水つね子(一席)
その白に
葉の色をすこし重ねて
崩れる
のか

大きな花の崩れるという表現がすごい。
3行目の色合いの表現が素晴らしい。
4,5行目の表現は五行歌ならでは素晴らしさ。
すごくデッサンが良いなど、絶賛の嵐でダントツの一席でした。

作者は地味に奇を衒わず、五行歌の力によって白牡丹を表現できた。
白牡丹は痛ましさ、凋落を感じさせない見事な花であるとのこと。

貸し農園       しのぶ(二席)欠席歌
はっしと
杭打つは
老い・・・との
境目

「はっしと」打つのが、まだ若い人か?年配者ならよいしょと打つ。
自分の老いとの境目を感じさせた。
欠席歌のためコメントなし。

残雪の山       安見児(二席)
桜吹雪く里
涙して見送ってくれし
合掌の郷の媼
一期一会

「一期一会」に感動した。
旅先での温かい出会い、距離感や思い出は再来しても必ず前回とは同じではない。

作者は白川郷へ旅行した時の情景を詠った。
別れ際のおばあちゃんの涙が印象的だったとのこと。

残る花        早乙女包子(三席)
時折
散りて
空に十六夜
金無垢の月

風景が見えるようである。
言葉・表現も無駄がなく美しい。
散る花に命の悲しみ、華を過ぎた者の哀しさも感じる。

作者は、桜の上の十六夜の月を家族で観賞した時の感動を詠んだ。
幼い頃両親の会話の中の「金無垢の月」という言葉に
非常に関心を持った事を思い出して、後日「金無垢」を加筆した、とのこと。

終日無為の私を    まの字(三席)
堕落だ と 私
老いだよ と 私
これじゃダメ と 私
私が私を叩いている

私の生活そのもの。
同病を相憐れむ感じがする。
5行目は私なら「まぁいいか」で終わってしまいそうなのに、
自分を戒めている作者はすごい。

作者は、五行歌に書ききれない沢山の「私」がいて、現状の「私」に話かける。
多忙な日々から開放されて、気が緩み、体調も悪くなってしまった。
そんな最近の自分の様子を詠んだ、とのこと。

一ヶ月遅れですが、会計のまの字さんから昨年度の会計報告があった。
歌集発行や講演会等で、一時は赤字になったが、なんとか最後は黒字で締めくくれた。
親睦会費も少し溜まってきたので、そろそろ「二次会」を実施しようか、思案中である。

<出席者>
菊池美智江、清水つね子、早乙女包子、貞木、風風子、まの字、安見児、湯里、
葭葉幸江、望月成人

<作品のみ>
しのぶ、鉄路人、栗原貞雄
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by gogyouka | 2006-05-21 22:23 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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