モチヅキな五行歌 by望月成人



6月度レポート

6月18日(日)

先月初参加の葭葉さんが歌会直後に「恋人の日五行歌」公募に応募して、
見事AGF大賞を受賞しました。本人は仕事のため、欠席でしたが、
歌会終了間際に結果報告の挨拶だけ訪れました。
新会員の快挙に全員で祝福しました。

腕の中
ピンクの花火
あげている
二人で
火傷しちゃおうか

さて本題の歌会は一席はダントツでしたが、二席以下は僅差の激戦でした。

雨つぶを編み連ねた      まの字(一席)
巣の真中に
ジッとしてクモが居る
おい、寒くないか
一日中、小糠雨

きれいな情景で、四行目に思いやりを感じる。
古い日本映画のよう。一行目の表現が面白い。
作者はいつも催促されて作品を提出していたが、今回は早く出そうと思って、
その日の朝の情景を詠んだ歌。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読んで以来、クモを大切に思うようになった。

川面を走れ           しのぶ(二席)
石つぶて
束の間でいい
重力に逆らい
飛行せよ

「束の間」の語の響きがよい。
「走れ」「飛行せよ」という命令形に強い意志を感じる。
歌全体に速さがあってテンポもよい。
作者は鬼怒川で鮎が解禁になって、
釣り人を見ているうちに年甲斐もなく「水切り」をしたくなった。
上手く投げられなかったが、面白くて脱臼しそうになる位楽しんだ時の歌。

差し出した手を        清水つね子(三席)
ゆっくり握り返されて
当分止めまいと思う
介護施設の
お話ボランティア

二行目にお年寄りが喜ぶ情景が目に浮ぶ。
相手の気持ちを理解した行為がいい。
作者は作品を投函した直後に、一、二行目を訂正して再投稿した。
居眠りしているお年寄りでも別れ際にはとても嬉しそうに握手をしてくると、とても嬉しい。

なお来月は題詠で、話し合いの結果「海」と決まった。
「海無し県」栃木でどんな歌が詠まれるのか楽しみです。

<出席者>
菊池美智江、しのぶ、清水つね子、早乙女包子、貞木、鉄路人、まの字、
安見児、望月成人

<作品のみ>
栗原貞雄、、風風子、湯里
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by gogyouka | 2006-06-18 22:54 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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