モチヅキな五行歌 by望月成人



7月度歌会レポート

7月23日(日)

梅雨空がまだまだ続く中、当日はなんとか曇りで開催。
今月は題詠「海」。
夏らしいお題でしたが、季節を感じさせない歌ばかりでした。
欠席歌が6首あり、7名のこじんまりした歌会でしたが、
その分活発な意見交換が出来ました。

深海ほどの           風風子(一席)
重圧に
耐えても
生きざるを得ない
人たちのことを思え

「思え」という言葉に「ハイ」と従うばかり。
歌のような人を思うと、重圧を感じないで日々を過ごしている事を反省する。
作者は若い知人で筋ジストロフィーになった人が一生懸命生きている姿を見て、
自分にカツを入れた歌とのこと。

命 命 命           鉄路人(二席)
折り重なり
降り積もり
煌めく珊瑚となる
ああ 沖縄の海

2行目に「戦場の沖縄」を考えさせられる。
「聞けわだつみの声」を読んでいる時だったので、心情がぴったりあった。
作者は題詠「海」は非常に重いテーマだった。
軽いノリの歌も好きだが、生命力のある歌が詠いたかった。
4行目まで比較的楽に詠めたが、5行目はまだ納得できず、詠みきれていない。

口にすれば        菊池美智江(三席)
楽になれる
そんな言葉
心の海に沈め
波紋を残し・・・

4行目に惹かれた。自分の中の内部矛盾が表現されているように思える。
歌や作者に同調するというより、自分自身の葛藤が見えてきた。
作者は自宅前で犬と散歩中、
路上で傍目を気にせず感情を激しくぶつけた男女の喧嘩を見て、羨ましいと思った。
日常生活の中で感情を押し殺し、自分だけ我慢するのは、
馬鹿馬鹿しくて自分が可哀想に思った。

先々月初参加の葭葉さんは仕事の都合で欠席でしたが、
今後「恋人の日五行歌」で受賞した時の筆名「なないろ」として参加いたします。

<出席者>
菊池美智江、清水つね子、貞木、鉄路人、風風子、まの字、望月成人

<作品のみ>
栗原貞雄、しのぶ、早乙女包子、なないろ、安見児、湯里
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by gogyouka | 2006-07-24 07:42 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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