モチヅキな五行歌 by望月成人



3月度歌会レポート

3月18日(日)

本日は静岡より松橋さんをゲストに迎えた歌会でしたが、欠席者が多く総勢5名と少々
お寒い歌会となりました。まるで最近の寒の戻りのようでした。

可憐さの         清水つね子(一席)
代名詞のような
すみれが
アスファルトの道のすき間を
埋めつくしている

【読者】分かりやすく、風景が目に見えるようだ。
竹の子等が生える事はあるが、やさしいすみれも力強く咲くのはすごい。
アスファルトに咲く花を作品はよく見かけるが、埋め尽くす情景が新鮮に感じた。
【作者】すみれや星は現代詩で歌う事はご法度になっているが、
その弱々しいすみれがびっしり咲いているのに驚いた。

身体の奥深い所に     まの字(二席)
トゲに毒を持った
意地やき虫がいる
外に出さないために
私を刺させている

【読者】栃木弁「意地やき」に「虫」をつけたのが面白いが、歌全体は結構重い。
感情をぐっと抑える深い思いが独特の言葉で表現してある。
【作者】イライラしたり、じれったい感情を立場上出せない時がある。
2行目を「針に毒」にしようと思ったが、バラのトゲのようなイメージだったので「トゲ」にした。


忘れる努力        茶行(三席)欠席歌
いらなくなったら
想い出
時空を
越えた

【読者】平穏な心が取り戻せたら悲しみにとらわれている時空から開放される。
嫌な出来事を忘れられるようになったら「想い出」に変わる。努力している内はまだ苦しんでいる。

おっ           鉄路人(三席)欠席歌
春はここから来たか
スカート膝上に
ヤングガール
まず花開く

【読者】1行目の爽やかな出だしに惹かれた。2行目の視点が面白い。
「ヤングガール」は「死語だ」と「独特の表現だ」という意見に分かれた。

<出席者>清水つね子、貞木、松橋孝尚、まの字、望月成人
<作品のみ>栗原貞雄、茶行、しのぶ、鉄路人、牧、安見児
[PR]
by gogyouka | 2007-03-18 22:34 | マロニエ歌会レポート
<< 五行歌177 五行歌176 >>


想いのままを、五行で詠う。
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧