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モチヅキな五行歌 by望月成人



4月度歌会レポート

4月8日(日)

本日は会計のまの字さんから、昨年度の会計報告があった。
昨年度よりも繰越金が多かったので、今秋には歌会歌集「とちの実」第2号を発行する予定です。
お楽しみに♪

食べて助(す)けてと         まの字(一席)
春菜が届く
一晩で花が咲いてた
あんたら昨夕(ゆんべ)寝なかったのけ
ヨシ その元気 食ってやる

【読者】春菜に声をかける人の顔が浮かんだ。五行目のような気持ちがあるから、
元気なのかもしれない。心意気がすごい。方言によって人となりが見えてきて、ほんわかする。
【作者】日常の様子をそのまんま詠った。田舎町に住んでいるので、沢山の野菜を頂く。
「食べて助けて」の言い方が好き。頂いたばかりの新鮮な野菜を元気よく食べている。

その道を選ぶにも           貞木(二席)
その道を歩いていても
試練と思うか
誇りと思うか
その人次第だろう

【読者】人生には幾度と分岐点がある。今振り返ってみるとその決断が良かったと思える。
現在の辛さは考え方次第で、どうにでもなる。プラス思考を保ち続ける事が大切である。
相田みつを氏の「幸せは自分で決める」の歌を連想させる。
【作者】考え方次第でどうにかなるということ。以前から作っておいた作品。
ただ「誇り」が「驕り」にならないように気をつけなければならない。


あの時の               茶行(三席)
あの花・・・さくら
と言うだけで
タイムスリップ
二人ふわっと同じ場所

【読者】忘れているようでも「あの時」と言うだけで思い出せる場面が、歳を重ねるごとに感じる。
五行目が良い。若い時の良い思い出も、一人のほろ苦い思い出も懐かしく感じる。
【作者】大学時代の友人との出来事を詠んだ。
五七調になりやすいので、いかに自分らしさリズムで詠むか苦心した。

<出席者>茶行、清水つね子、颯乙女、貞木、牧、まの字、望月成人
<作品のみ>栗原貞雄、しのぶ、松橋孝尚
by gogyouka | 2007-04-08 20:02 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。

by gogyouka
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