モチヅキな五行歌 by望月成人



5月度歌会レポート

5月14日(日)

今月は久しぶりにしのぶさんが参加された。ブラジル渡航は7月上旬との事で、
ブラジルの話題で歌会は盛り上がった。ブラジルで五行歌を広めたいと意欲満々。
今後の活躍を祈っています。
なお、歌会は題詠「風」で、颯乙女さんが全員得点のダントツの一席でした。

風に揺れる糸          颯乙女(一席)
天(そら)に手操り
尺取虫
への字への字の
ちからこぶ

読者:観察眼の鋭さ、叙情性、ユーモラス全て備えた完成度の高い歌。
    こんな情景を見かけることはあるが、こういう歌は作れない。
作者:3年前から暖めていた作品。柿木からぶら下がっていた尺取虫を観察した歌。
    4,5行目を今回手直しした。

「あの風はね、         茶行(二席)
メイちゃんを乗せて
猫バスが飛んでる
音なのよ」と
孫に聞かせるおばあちゃん

読者:映画「となりのトトロ」に出てくる一場面を思い出した。
    老いも若きも楽しんだ作品を五行歌にしたのはすごい。
作者:1歳半の初孫が大きくなったら、こういう会話をしてみたいという願望を詠った。

追い風?            しのぶ(二席)
それとも
向かい風?
旅立ちの不安
風に問う

読者:人にではなく、「風に問う」のが新鮮に感じる。旅に出た時は誰でも不安になるが、
    その心情を風に託した感性がいい。
作者:7月からブラジルに行く今の心境を詠った。
    でも20数年来の夢が実現するので、期待のほうが大きい。

颯爽と風を切って        貞木(三席)
歩いていた頃が
懐かしい
ハイヒールを箱に納めて
杖をつく

読者:女性ならこういう経験がある。ハイヒールは履かないと、劣化してしまう。
    女性特有の感性に共感できる。素直な気持ちに敬意を表したい。
作者:懐古の気持ちを詠んだが、今の自分を否定的には感じていない。

<出席者>茶行、しのぶ、清水つね子、颯乙女、貞木、まの字、望月成人
<作品のみ>栗原貞雄
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by gogyouka | 2007-05-13 23:59 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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