モチヅキな五行歌 by望月成人



7月度歌会レポート

7月13日(日)

今月は久々に第2週の開催。
1週間勘違いをした人もいて、前夜に電話してなんとか歌会に参加してもらえた。
また先月見学に来られた金子さんも歌会に参加し、賑やかな歌会となりました。

一人             しのぶ(一席)欠席歌
異国に病んで
わ・た・し・を
みつめる
夜も昼も

「わ・た・し・」の「し」は死に通じているのか?非常に重い歌だ。
孤独感、寂しさ、辛さを痛感する。
作者は疲れとストレスが溜まり、悪性の風邪をひき、薬漬けの日々を送っている。
一人アパートに寝ていると「幽魂離脱」ともいえる心境になり、
様々な経験(幻覚?)をしたことを詠んだ。

一匹鳴いては         颯乙女(二席)欠席歌
後を追う
ガマの輪唱
口論のように
庭の中

ガマの鳴き声なら、口論のように聞こえるかもしれない。
口論のような輪唱というのも面白い。
欠席につきコメントなし。

ほったりと          まの字(三席)
夏椿落ちた
子蛙が跳ね飛び
膝立てた石仏の
まどろみを破る

石仏のまどろみを破るかのような情景が面白い。
「ほったり」という表現が夏椿の落ち方を上手く表現している。
閑かな雰囲気を「まどろみ」が完璧に醸し出している。
作者は自宅裏の祠の様子を詠ったが、語彙や表現をかなりこねくりすぎたと反省の弁。

六月のそら豆         鉄路人(三席)
白い皿に輝き
天に連なる

ほお張る

そら豆は上を向いて咲くので、そら豆というが、非常に若々しい歌だ。
「ジャックと豆の木」を連想させ、元気になれそうないい歌だ。
「天に連なる」より「繋がる」の方が、意味が解りやすいかも。
作者は六月の花嫁と白いドレスのイメージをを変化させた上に、
そら豆のエネルギーも表現したかった。もうちょっと遊び心を入れたかった。
と「よく張る」(苦笑)

朗読:貞木 書記:まの字

<出席者>金子フミ、清水つね子、貞木、鉄路人、まの字、望月成人
<作品のみ>栗原貞雄、しのぶ、颯乙女
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by gogyouka | 2008-07-13 23:59 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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