モチヅキな五行歌 by望月成人



8月度歌会レポート

8月10日(日)

今月は第2週の開催となりましたが、お盆前ということもあり、
参加者が4名と少々寂しい歌会となりました。
結果は接戦となり同点一席が2首、同点二席が2首だったため、三席はありませんでした。

田の面(も)は深緑(ふかみどり) 鉄路人(一席)
稲は穂を出す
蝉の声時を止め

そよともなし

後3行が電報のようで面白い。写真のような一こまだが、何時頃かわからない不思議な歌。
今の田んぼは黄緑色で深緑ではない。
作者は車を運転しながら見た光景のため、道路脇から田んぼを見たので深緑になった。
3行目以降はイメージを優先させたフィクション。

まだ見えぬ          颯乙女(一席)
黒き瞳(め)を閉じ
嬰児眠る
盗まれそうな
夏座敷

「夏座敷」の広い空間・涼しい風に包まれ眠る赤ちゃんのイメージが眼に浮かぶ。
昔良くあった情景だ。
作者は4人目の孫が生れたことと以前空き巣に入られた出来事を重ねて詠んだ。

ズスン・パキパキッ      まの字(二席)
七重八重に咲き輝いて
蛇の目傘に
千粒の雨ころがす音させ
花火はもとの闇に帰る

3,4行目が花火の音を上手く表現している。
北京オリンピック開会式の花火を連想した。1行目の表現も面白い。
上三川町の花火を詠んだ。以前蛇の目傘を差していたので、3,4行目がすぐ出来た。

いみ嫌われる         金子フミ(二席)欠席歌
カラスでさえ
首をふりふり
会話するファミリー
どうだ

家にノラ猫が来る。エサをやるとカラスが食べに来る。
ファミリーで首をふる様子がよくわかる。
カラスの動作を「どうだ」に結びつけた批判精神が面白い。
投稿2回目での初入選でしたが欠席歌のため、コメントなし。

朗読:颯乙女 書記:鉄路人

<出席者>颯乙女、鉄路人、まの字、望月成人
<作品のみ>金子フミ、茶行、清水つね子、貞木
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by gogyouka | 2008-08-10 23:59 | マロニエ歌会レポート
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想いのままを、五行で詠う。
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