4月23日(土)に翌日の三重県いなべ市からお隣岐阜県の日帰り温泉巡りの計画を立てた。
しかし温泉候補地を調べるうちに岐阜って結構でかい事に気づいた。
それでも、その中で一番遠い、新穂高温泉の3湯と塩沢温泉1湯に立ち寄ることにした。
行程距離は約600kmで、新穂高まで既に250km。
名神~東海北陸道利用で3時間を見越し、5時半に家を出発したが、
1000m超級の山を登るため、結局4時間かかってしまった。
最初に蒲田川沿いにある「新穂高の湯」の共同露天風呂に入ろうとしたが、
補修工事のため入れず、出鼻をくじかれた。
次にそこから車で3分先にある「深山荘(しんざんそう)」
フロントに500円を入り、風呂に行ってみると、誰もいなかった。
川沿いに3段ある露天風呂は上2段が男湯。
もっとも渓流沿いにあるのが、混浴。
(写真は中段と下段)
ちなみに女湯は混浴の隣にあり、四方仕切られていた。
北の空を見上げると雪化粧した北アルプスの新穂高岳が望める。
とりあえず上から順に入浴。
上からお湯が流れているので、当然ながら上段が一番熱い。
よって一番下の渓流沿いで一人のんびりしていると、
30代のカップルがやってきた。
男性に写真撮影を頼まれ、相方とのツーショットを撮ってあげた。
どこから来たのか訪ねるとなんと東京とのこと。
しばらく談笑したが、お邪魔虫のようだったので、
最上段の風呂に移動し、かけ湯をしながら延べ1時間温泉を満喫した。
カップルに別れを告げて、対岸の山を少し登ったところにある、
「野の花山荘」に行った。
昨年できたばかりの小奇麗な一軒宿。
玄関先で柴犬の看板娘ココロちゃん(1歳)が出迎えてくれた。
とても人懐っこく、足や腕にまとわりついてくる。
フロントに聞くと、そろそろお婿さんを迎え入れるそうだ。
できたばかりということもあり、入浴料は800円と、ちょっと高め。
新しい温泉であるが、秘湯を守る会会員のようだ。
別棟にある温泉の入口は男女別々だけど、
女性は脱衣所から女湯にも混浴にも入れる。
男湯と書いてあっても、結局は混浴のみ。
北アルプスの錫杖岳(しゃくじょうだけ)が望めたが、途中から小雪が降ってきた。
しばらく独占状態だったが、初老の夫婦がやってきた。
でも相方はウチがいるせいか、女湯だけで退散。
男性も相方にあわせて、すぐに出て行ってしまった。
ちなみに本館にも別浴の露天風呂はあったが、
三方が仕切られ、眺めはイマイチ。
飛騨牛でランチだ