11月21日(日)
今月はいつものメンバー6名が集い、和気藹々と楽しい語らいの場となった。
また細井さんは今月より師匠?の茶行さんに一字加えて筆名「正雪」となりました。
考えてみればこうだった 鉄路人(一席)
と言ってしまう
考えの
足りなさに
考え込む
言葉で数多くの失敗をした自分を反省している。
「考え」を3回効果的に使っていて感心した。
3~5行目が禅問答のようだ。
作者は0点かと思ったが、びっくりした。
要は自分の浅はかさを指摘されて、
未だに同じ失敗を繰り返している自分を詠んだ。
生まれたばかりの しのぶ(二席)
赤子を抱く
未来と希望だけを
背負っている
その重さ心地よく
未来が広がる赤ちゃんの可愛さに実感。
作品全体に素直さを感じる。
大人になると醜さを背負ってしまう人間のが悲しい。
作者は最近生まれた孫とじっくり向き合い、その可愛さを実感した。
取り払え 正雪(三席)
・・・・・・
そのまま ありのまま
そー 楽を学べ
自然人
2行目には人それぞれの捨てきれない言葉が当てはまり、
葛藤を感じる表現に惹かれた。
仕事を辞めて早く「自然人」になりたい。
「楽を学べ」に感嘆した。
自然に生きる憧れを見事に詠っている。
欠席歌につきコメントなし。
朗読:まの字 書記:茶行
<参加者>茶行、清水つね子、颯乙女、鉄路人、まの字、望月成人
<作品のみ>しのぶ、栗原貞雄、正雪
姿川地区市民センター文化祭 五行歌作品展 (11/6,7)
【来月歌会開催予定】
12月12日15時
中央生涯学習センター 学習室402