昨日音楽祭の帰り道、知人が開業したばかりのお店に初めて立ち寄った。
夫婦で「たい焼き」のフランチャイズ店をスタートさせてまだ数週間。
住宅街の一角にあり、夕方という時間帯のせいもあってか、
お客が途絶えることがなかった。
アルバイトの若い男女3人を含め、小さなお店はとても繁盛していた。
奥さんが起業セミナーを受講し、ノウハウを伝授されて独立に至った。
夫である知人はサラリーマンを辞め、奥さんをサポートする形でお店を始めた。
開業決断するまで相当悩んだに違いない。オープンしたばかりで経済的にも相当不安であろう。
でもたい焼きを焼いている彼の目は活き活きとしていた。
何故たい焼きなのかわからないが、そのたい焼きに生きがい、やりがいを
感じている事は間違いはない。
忙しそうに仕事している知人に軽く挨拶だけして、
たい焼きを5つ買って家路に着いた。
口溶けのよい柔らかなたい焼きを家族みんなでご馳走になった。
「たい焼き」というと「およげ!たいやきくん」を思い出す。
名曲であるが、「夢物語」で終わる物悲しい歌であまり好きではない。
「夢ある街のたいやき屋さん」
みんなが実感できる「夢ある街」づくりを「夢物語」で終わらないように陰ながらエールを送りつつ、
自分も生きがいを感じる夢をしっかり持って前進したいと思いつつ、
たい焼きを頬張った。
【お店情報】
宇都宮市六道町13-13
営業時間:11時~19時
電話:028-305-2833
つぶあん120円、カスタードクリーム130円、お好みたい焼150円
自家炊きあんこ300g 500円